安全に作業をすることについて
安全にかつ高い品質の仕事を実現することは我々プロとしての当たり前のことです。この「当たり前を当たり前のように実現する」ためには、教育も含め多種・多様な手段があり、それら一つ一つを「常に」ブラッシュアップしていく必要があります。常に我々は非常に危険な仕事をプロとしてのマインド、知識、技術、連帯によって安全な作業へと転換し仕事を行っています。事故を起こして悲しむのは本人だけではなく家族の皆さん、そして社員全員ですから、より精度の高い安全な作業を常に心掛けています。
モノづくりのおもしろさ
単にモノを創り込むことだけではなく、そこに、我々の作った配電線があり、それは地域の皆様が文化的で幸せかつ豊かな生活への大きな一助となっていることに、公益事業者としての誇りと幸せを感じます。だから、その設備が被害を受けた災害時等にはどこへでも躊躇なく飛んでいけます。面白さ=喜んでくださる人々がいる(貢献)=やりがいです。
入社後に期待することについて
まずは今まで経験の無い世界をよく知ることから初めてもらいたいです。これがあって初めて学生時代の経験や知識が応用されると考えます。特に総合職の方は、職人の世界の良い文化を理解しつつ不必要なタブーを打ち破るための行動を考え・実行し、所期の目的を先頭をきって実現(「電洋社ビジョン2025」)してもらいたいと思います。未来の電洋社を我々と一緒に「汗をかき」、社員を導き創造していける人材に成長していくことを期待します。
社内の雰囲気について
自信とプライドが高い、まさしく「職人」の世界で、モノづくりが好きな人の集まりだと思います。かつ現場はフォアマン職場であることから、親方(班長)は思いを持って時には厳しく部下の育成を行っています。これは多くの場合は良いことにつながるが、時には「経験の無い斬新な考えの転換」への足かせにもなりかねないリスクを孕んでいると考えています。
どんな人が向いていると思いますか?
まずは、人々のための業務である公益事業に対する誇りと幸せを共有でき、自己の利益よりも公益のための行動ができる人。そして口だけでなく、チームと一緒に徹底的に汗をかきながら、目的意識をしっかりと持ちながら多方面の人々を巻き込んでいける人が向いていると思います。
最後に学生さんに一言
社会人としての重要なマインドは、「謙虚に」悔しさを糧とできることだと考えています。
私は前職の若いとき、今後の事業展開について提案を行った際、社長から「思い込みが強く視野が狭い!」、「現業回帰という言葉を知っているか!」「どれだけ汗をかいてマーケティングをしたのか!」と何度も跳ね返されました。非常に悔しかったですが、自分なりに解釈し、諦めることなく再提出し続けました。その結果、企画が取り上げられた経験があります。経験者の発言の意味を謙虚に理解しつつ、悔しさを糧とし新たな発想をすることの重要さを学びました。
電洋社は、まだまだ発展途上です。発展する大きな可能性を秘めています。ガッツのある皆さんと一緒に明日の電洋社を切り開いて行きましょう!